年末に向かっていろいろなところでセールが始まりましたね!!
不動産でも、年末だからというわけではないですが、価格を下げました!という物件のご案内メールが日々やってきます。
でも、価格を下げました、って単に売主が決めた最初の値段から下げただけで、別に割安になっているわけではないかと思います・・・・。
もともと高ければずいぶん安くして妥当な金額になるだけです。
でもそもそも、不動産に妥当な金額、ってあるんでしょうか?
路線価や評価額
もちろん、路線価もありますし、固定資産税の評価額という、一応の目安はあります。
これは、銀行が担保価値としてどのくらいを見てくれるか?の目安にはなりますので、融資を使わないと買えないような金額の物件だと、次に買う人も銀行に相談するので、ある程度の目安にはなります。
現金で購入するくらいの物件だと、首都圏ではなかなかそのような価格では購入できないかと思います。
首都圏で土地の評価額で買えればそれはそろそろ誰かが買うでしょう!
マンションの一室とかですと、ある程度相場って、決まってきやすいかな、とは思います。
同じくらいの階数で、同じ向きで、同じ面積で、同じ間取りで、同じ設備で、手入れの状況も同じ。
そんなに似ている事例もそんなにはないですよね。
不動産は、唯一の物件で、同じものが二つとないです。
そこが普通の商品とはちがうところ。
ある人にとっては、不便で全然行きにくい場所。
でも別の人にとっては家から近く、なじみのある、いい場所。
1階に事務所にできる部屋があって便利に使える人、そうでない人。
駐車場が何台も欲しい人、車には乗らない人。
にぎやかな場所がいい人、なるべくひっそりの物件がいい人。
その物件を欲しい人が一人いれば成り立ちます。
なので、相場とか、あまり気にしなくても、どうせその通りにはなりません。
掘り出し物を待つよりまずは経験
安くなったら買いたい、って思ってるとずっと買えない気がします。
なんとなく、不動産投資してみたい!お得物件があれば買いたい!
って思っているうちは、買えないです。おトク物件は最初にその情報をつかんだ不動産屋さんもしくはその常連さん(よく買う人)に行きます。
掘り出し物があれば、買います!
本気で買うのであれば、買える金額を決めて、その中で買う物件を選んでとにかく買うしかないかと思います。
探すとそのうち出てくる?
どのくらいの期間探せば出てくる?
お買い得はないので、今すぐでも、1年待っても多分買える物件にそんなに違いはないかと思います。
1年待って少し位価値のいいものを探すより、1年間の賃料収入と経験値の方が価値が高いです。
投資物件として買うのであれば、買う値段を安くするか、売ったり貸したりするときに想定以上の金額を出すか、どちらかできれば同じこと。
例えば現在満室で利回りが確定している物件は買い手が付きやすく、空室のはつきにくいです。
買い手が付きにくいということは、安くしてもらえる可能性があります。
もしくは、想定されている賃料より高く貸せれば利回りが上がるので結果的に安く買えたことになります。
また同じく、未公開物件という付加価値も要注意です。
一般の人に来る未公開情報は、情報が市場に未公開なだけで、安いわけでも、お得なわけでもありません。
未公開だから、下がったから、ではなく、自分の物差しを持つのがいいです!!
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