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空き家を賃貸、または売却するということ

なんでも投資

相続などで空家が発生!活用する!?

不動産投資を一度でも考えたことのある人は、
もし自分の周りで空き家が発生した時、


「この家を賃貸に出して家賃収入を得よう!」


ということを考えると思います。

確かに、購入費用がかからずに物件が手に入るのですからいいチャンスだと思います。
そのまま使ってもらえるようであれば賃貸に出すのもとてもいいと思います。

実際に経験した賃貸のケース

私も実際、2つの不動産を相続したのですが、一つは自分で賃貸運用し、
もうひとつは買取してもらいました。

私が賃貸に出した物件は、店舗の戸建てでした。

そのまま飲食店としてまだ使えそうだったのです。
しかし、大量の残置物がありました。

食器類や長年の伝票類、食品、飲み物などあらゆるものが・・・・。
すべて廃棄しなければならなかったのですが、
幸いにも借りてくれる人が見つかり、そのままお店を営業するこということで、
そのままでの引き渡しとなりました。

これはとてもラッキーでした。お店の物件ならではです。

実際に経験した売却のケース

もうひとつは、居住用の家、です。

こちらにも家具や生活用品などの残置物がたくさんありました。
でも、一般的な家に比べたら、モノがとっても少ない家だったと思います。

母が先に亡くなっていて、数年一人で暮らしていた父は、片付ける=いらないものを捨てるタイプでしたので、
必要最小限なものだけで、だいぶすっきりと暮らしていました。

その家は、土地が結構広めで、100坪ほどありました。
その地域にしては、庭が広かったのです。

庭が広い、って一見いいように思うのですが、それは安ければ、の話。

価格が高くなるのであれば庭って、家を買う世代の方には不要だったりします。

確かに、父は週末はとにかく芝を刈って雑草をとっていました。
今は私もそんな生活の楽しさも理解できます。

いい運動にもなるし、お金も使わないで庭をきれいにする満足感はなかなかいいものです。

しかし、家を購入しようとする世代って、働いていたり、子育てで忙しかったり、
まだ庭いじりをする時間なんてないですよね。

土地の広さに応じた価格で売りに出してみたのですが、一向に売れませんでした。

何人か検討された人もいたのですが、
耐用年数の過ぎた木造住宅は、35年などの住宅ローンが使えません

ということは、現金で買うか、金利の高い融資や、自己資金をかなり出しての購入になります。
それだけ自己資金の用意できる方は、物件の選択肢も広がりますので、なかなか我が家のような古い家を選んではもらえませんでした。


中古住宅で売るのは難しいのです。

買取業者さんに買い取ってもらう

半年ほど待っていたのですが、なかなか売れません。

売却は、新着で出たときには注目度も高く、見に来る人も少しはいましたが、
時間がたつにつれ、もう誰も見に来なくなってきます。

物件情報が新しいものかどうかは、一般消費者にとっては大事な物差しです。

いいものはもちろんすぐになくなりますし、それが皆さんわかっているので、
残っているものって、なかなか手が出しにくくなってくるのです。

そんな時にある買取業者さんが手を挙げてくれました。

希望している価格には大分届きませんでしたが、買ってくれるのが業者さん、とういのはある意味安心です。

一般の方だと、建物の状態も心配でしょうし、土地の履歴や修繕の履歴も、いろいろと確認されます。

こちらもお答えできればいいのですが、何せ自分は住んでないものですから、細かいことはよくわかりません。

うそをつくつもりも、隠すつもりもなくても、こんなはずじゃなかった、ということも多々あります。

買取りの条件は?

業者さんから出された条件としては、以下の点でした。

  • 残置物を処分すること
  • 測量図を作ること
  • 地中埋設物に関してだけ、2年間の瑕疵担保をつけること

これだけでした。

残置物の処理

残置物も結構大変

残置物のお片付け、これは仕方ないですね。どなたが買うにしても要求されると思います。

我が家の場合はちょっと母が特徴のある趣味を持っていて、(油絵ですが)絵の道具とか、美術書とか、デッサン用の像とか、専門的なものがたくさんありました。

このような専門的なものって、必要とされる方はいるのでしょうが、こちらから探すとなるとなかなか難しいものです。

今なら、ジモティーですね。きっと喜んでもらえそうです?

当時はまだあまりジモティーもなかったので、インターネットで買取を探しましたが特殊すぎて見つかりません。

学生さんに美術を教えている先生をみつけ、すべて無料で引き取っていただけました。
今頃あの道具で画家さんが育ってくれているといいのですが…。

その他、家具などもひとつひとつ売るのは大変すぎてあきらめ、いろいろな買取屋さんに来ていただきました。

多少値段が付くものもあったのですが処分費がかかるものの方がたくさんあり、結局数十万円お支払いして持っていってもらえました。庭の物置も撤去です。

今は自分でいろいろな空き家の残置物処理を手配する側になって、まあ、妥当な金額だと思います。
荷物は少なかったので、そんなに高い金額でもないです。

よく皆さん、残置鬱は売れるはず!とおっしゃるのですが、人に中古品を売るというのはかなり大変なことです。

ヤフオクや中古品のお店で中古の家具などを買ってみると、とてもきれいに手入れされ、丁寧に梱包されて届きます。

これを業としてやるのは、楽なことではないはずです。
売れるものばかりではないでしょうから、引き取り額が低くなるのは仕方ないです。

測量もしました

測量も測量士さんにお願いできました。

測量はインターネットで調べると、測量士さんが載っているので、直接頼んでもやっていただけます。

測量をするにあたり、隣地との境界確認が必要です。
隣地の所有者に立ち会ってもらい、測量士さんに境界を確認してもらいます。
杭がなければ打ってもらい、境界確認書を取り交わします。

全ての境界が確認できると、測量が可能になります。

隣地の方が来られない、同意できないなどの理由で境界が確定できない場合もあります。

そのような時は、あくまで現況で、ということで現況測量図になります。

ここで測量図ができると初めて土地の面積、地積がわかります。

契約によっては、実測精算といって、実際の測量面積で再計算して価格の調整を行う場合もあります。
その時は、公簿売買、つまり登記簿の面積での売買でしたので、価格の調整は行いませんでした。

買ってくれたのが業者さんでしたので、あとは何も難しいことも言われず、無事に売却が完了しました。

これらの作業は、買取業者さんであればすべておまかせすることも可能だと思います。

買主が一般消費者なのか?業者なのかは大きな違い

不動産を買う立場からすると、不動産業者ばかり物件を買ってずるい!と思うかもしれませんが、
売る側からすると相手が一般消費者か買取業者なのかはとても大きな違いです

特に、新築の物件であればそれぞれの設備にはメーカー保証がついていますし、壊れることもそうそうないのですが、
中古住宅ですと、すべての設備の動作をチェックするのはなかなか大変ですし、
自分が住んでいないと尚更、気づかない部分もたくさんあります。

買取業者相手に売却は、ほぼ後腐れなく取引も完了しますので、安心してお任せできます。

仲介手数料も不要です。

賃貸する場合のリスク

賃貸にするにしても同じです。

入居者の立場になってみると、入居した物件に瑕疵があるとは、いい加減な大家さん、ということになりますし、
ましてや何か危険なことがあっては責任を問われる場合もあります。

雨漏り、ひび割れといった、躯体に関しての部分や、はじめから備わっている設備の修理責任も大家さんになってきます。

あまりにも様子のわからない物件や、再建築不可、事故物件、違法建築、事故物件などの訳アリ物件は、一般消費者ではなく、買取業者さんなどに買取りを依頼するというのもいい選択だと思います。

例えば、訳アリ物件の買取を相談できる、

訳あり物件買取プロ

上記のような、一般消費者がなかなか買ってくれない、訳アリ物件も買い取り可能な業者さんもいますので、お困りの時は相談してみるといいと思います。

LINEでの相談できるのが、便利です。

持っていると何かと気になる空き家物件、はやくすっきりしたいですよね。

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