実家を不動産投資を始める方法の記事の中で書いたステップのひとつ、名義のはなしです。
相続した不動産を、運用しようと思ったときは、自分一人の名義にすることをおすすめします。
複数人で所有している物件、家賃収入をわけるだけならいいのですが、何かトラブルが起こったとき、費用負担だけでなく、労力負担も平等にできますか?大抵は、できる人が全てやって、収入は平等に分ける、だと不平等感が出てきます。
賃貸借契約をするにも、所有者全員の合意の確認が必要だったりします。
今まだ署名押印で契約書を取り交わすことも多々あるので、全員に書類をまわさなければならないことも。
とにかく何をするにも一人でやるより手間と時間がかかります。
- 相続財産の金額で平等になるように調整し、物件の所有権に関しては、一人で所有することにする
- 遺産分割協議書などを作成し、のちにトラブルにならないように
- いくらと想定するかは毎年届いている課税明細書や、実勢価格などを参考に、税理士さんと相談
- 相続登記を完了する
課税明細書は、毎年贈られてくる固定資産税の納付書に同封されている場合が多いです。
固定資産税の金額だけでなく、不動産の評価額がわかります。
こういった作業が必要になります。
または、賃貸物件を保有し、運用する会社の所有にして、その法人を相続人が連名でなる、という方法もありそうです。
が、また相続人に相続が発生した時、関わる人がどんどん増えて、面倒でもあります。
やっぱり単独名義にするのがおすすめです。
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