先日エクセルとpictbearでシュミレーションした内装ドアの装飾をやってみます。
その時の記事はこちら
下準備します
このドアをリメイクします。
仕上がりイメージはこちら。
まず、簡単にお掃除。セスキ水で表面の汚れをふき取ります。
水ぶきだけではそんなに汚れてなさそうですがセスキ水を使うと汚れが垂れてきます。
汚れが落ちたところで、このドアは合板でそのままだと塗料をはじきそうなので下地にミッチャクロンをスプレーします。換気に注意。
飾りのモールディングを用意します
乾くのを待つ間に、モールディングを準備します。
使うのは、ジョイフル本田さんで売っているモールディング。
モールディングは、長ーい方が単価は安いです。
私の買おうと思ったモールディングも、何種類か長さがあったのですが、2400mmを購入。
しかし、そのままでは車に入らないので、ジョイフル本田さんの工作室で自分でのこぎりでカット。
有料でカットしてもらうことも可能ですが、のこぎりは無料で借りられて、工作室も使えるので自分で。
しかし、この、カットするときの長さを事前によく考えた方がいいです。
ちなみに、今回買ったモールディングの長さは2400mm。
作ろうと思っている枠は、450×600が4枠。
450mmが8本、600mmが8本必要です。
どのようにカットすると、余分な木材を長く残せるか?(いつかまた何かに使うので)考えます。
上のようにカットすると、1200mmの余りが出て、また何かに使えそうです。
しかし、ギリギリなので、いったんまっすぐにカットしてしまうと、あとから45度カットをするのに余裕がないと切りにくいので、最初から45度でカットします。
このような道具が便利です。鋸ガイド。
便利というか、必需品。これは貸してくれないので自分で持っていきます。
枠に木材をしっかり押し付けながらカットします。
どの方向にカットするか、よく考えてからカットする必要があるので、とりあえず車に入るサイズでカットして持ち帰り、家でじっくりやってもいいのですが、もし間違えてしまったときに、木材が足りなくなるとまたホームセンターにやってこなければならないので、そのままホームセンターの工作室でカットしてもいいですね。
枠になるのをイメージして、角度の向きを間違えないように・・・。
木材がカットし終わったら、持って帰っていよいよドアに貼り付けます。
枠を作る
バラバラに貼るのは大変なのでその前に、枠状に木材を四角に作っておきます。
木材の切り口に木工ボンドか瞬間接着剤を塗って、裏側をタッカーで止めてしまいます。
瞬間接着剤が手元になかったので木工ボンドを使いました。少し時間がかかりますがそれでも大丈夫です。
ドアに装飾の枠を貼ります
まずは、写真の2枚のドアに、それぞれ上下に枠を2つずつ、つけたいと思います。
ここでまず、ドアを外すか外さないか問題です。
丁番をねじで止めているだけなので、ドアを外すのは簡単なのですが、古いドアってひとたび外すとネジの位置が変わってしまったり、ちょっと怖い。ネジの頭の溝もつぶれてるし。
なのでそのまま立てかけたまま、やります。
*結果的に、塗装もするのでやっぱり外した方がいいです
枠を止める位置が、ずれないように図ってしるしをつけます。
今回は、道具箱の中で眠っていたチョークラインを利用。
めっちゃ便利でした!
両端を2カ所だけメジャーで測って印をつけ、一方にコンパスの先のような針をさし、
反対側も図った位置で固定して、糸をピンっとはじけばきれいにガイドラインが引けます。
チョークの粉のようなものですので拭けば跡も残りません。
これを考えた人はすごい!
木枠の裏にボンドを塗って、マスキングテープなどで止めつつ、ビス止めしてしまいます。
ビスはモールディングの厚み+ドアを止め、かつ裏に出ない長さでなるべく頭は細いもの。
今回はこのビスです。
これも、隠し釘でやるべきなのでしょうが、立てかけたまま頭を落としたりするのも難しそうだし、隠し釘は高く、ネイラーも持ってないのでこのビスでいきます。
さて、ビスで止めればもう安心です。ずれません。すべてドアに止めていきます。
ドアは白く塗装する予定ですが、そうなるときっとドアノブが気になりそうですので、ドアノブも塗装します。
ドアノブを塗装
ドアノブはドライバーで取り外して、ゴールドのスプレーで塗装します。
一応こちらも塗装がのるようにミッチャクロンでスプレーしてから。
鍵がかかっているかどうかわかるようになっている窓など、スプレーしたくない部分はマスキングテープでカバーします。
今回違いを見たくてアサヒペンのメタリックスプレー(メタリックゴールド)と、同じアサヒペンのメッキ調スプレー(真鍮色)を使ってみました。
結果的にはどちらも似たような感じ。メッキ調スプレーの方が、メッキっぽい。
もう少しアンティーク調のゴールドにしたいかも。
その場合はブラウンや黒のスプレーをほんの少し吹き付けるといいです。
ドアの塗装
次にドアを塗装します。ムラがなくなるまで、2度塗りは必要です。
塗料ですが、内装用の塗料です。水性と油性があるのですが、私は水性のツヤなしを選んでます。
本当は油性の方が塗膜が厚くて傷がつきにくいのですが、油性でツヤなしがなかなかなかったのですよね・・・。
あと、塗料の伸びが悪くなってきたときに水性だと水を入れればよく、筆も水で洗えるので水性にしてしまっています。
塗料は今後研究したいと思っている部分です。
2度塗りして、完成!扉だけ洋風になりました!
この後、床もクッションフロアに張り替えました。
本当はこの2枚だけ洋風にしようかと思いましたが、仕上がってみると横にあるドアも悪目立ちしてしまうので同じようにリメイク。
真っ白に塗装する前に茶色や黒やグレーで塗装して、白を塗り、仕上がってから一部やすりで削ってアンティーク風にするのもありです。
しかしそれば、分かってもらえない場合もあるので、今回は賃貸物件ということもあり、白でべた塗りです。
以前、苦労してアンティーク風にしたら、あとで塗装職人さんがきれいに塗りなおしてくれてました!下手!!と判断されたようです。
ホームセンターが近くにあると便利ですが、ない場合はインターネットでもモールディングを購入できます。
また、下のようなモールディングは、貼るだけなので賃貸でも気軽にリメイクできて、便利です。
クッションモールディングと言ったりしますが、柔らかい素材で、カッターで切れて、両面テープで貼り付けることができます。
このドアリメイクで使ったものたち
どこでもお掃除セスキ水
セスキ炭酸ソーダ+アルカリ電解水で自然由来の成分なのによく落ちます。
木製モールディング
鋸ガイド
45度にカットするのにないとできないです。45度だけでなく、いろいろな角度にカットできます。
タッカー
椅子の張替えや、ちょっとした場所の仮止めなど、色々使えて一家に一つあると便利。
チョークライン
私が使っていたものは古すぎてもう売っていませんでしたが、逆に15年くらい眠ってても問題なく使えました。
マスキングテープ
マスキングテープは、塗装するにも、仮止めするにも必需品です。
糊の跡が残らないので、賃貸でモールディングを貼るときなども、まずマスキングテープを貼ってからその上に何かを貼ると、はがすとき壁紙がはがれないのでおススメ!
塗装の前にミッチャクロン
一見塗装の難しそうな素材でもとりあえずこれを塗っておけば塗装ができてとても便利です。
ドアノブにゴールドスプレー
スプレーはきれいに塗れるので、細かい部分に使うのにとってもいいです。
余り接近しすぎない場所から、薄く、何回にも分けてスプレーするのがコツです。
周りに飛ぶので注意!
ビス
ビスもいろいろありますよね!
止めたいものがどのくらいの厚さなのかによって長さをきめるといいです。
まとめ
今回は、昭和のよくあるドアを洋風にしてみました。
どうせ古いドアなので、失敗してもやり直せばいいし、気軽にできるリメイクなのではないかと思います。
クッション材のモールディングなどもあって、これだと小さいお子さんがいてもぶつかってもいたくないし、いいですよね!
皆さんは、ストアカ、ストリートアカデミーを利用したことはありますか?
いろいろな分野の先生が、それぞれのスキルをオンラインで教えてくれるのです。
良心的な価格で、この部分を知りたい!という講座がいろいろあって楽しいですよ!
ストアカで、枠の作り方を教えてもらいました!
DIYの分野もたくさんあるのでぜひ利用してみてくださいね。
>>ストアカ公式
コメント